dabinchi1003のブログ

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大聖堂1/10@下北沢THREE

1.サヨナラ青春


制服が変わったね

短くなったスカートと

眩しすぎる朝日の下で

君ってそんな顔してたっけ


離れ離れになってから

君が何をしていたのかを

なんだかとっても知りたくなくて


そっとタバコに火をつけて

ポケットに片手突っ込んで

他愛ない話するくらいなら

風に舞うスカート眺めていた


見透かされているのならば

最後まで演じ切ってやる

それすらもお見通しならば

僕は一生後悔するだろうな


さよなら青春

君との日々は忙しくしてる間に過ぎ去った

それでも青春

今の僕には美しすぎる幻


制服が変わったね

短くなったスカートと

眩しすぎる朝日の下で

君ってそんな顔してたっけ


別れの後のさよならに

慣れたような目をした君の

隣で自分の臆病さが嫌になる


君が大人になっていくのを指をくわえて見てるだけ


遂に言い出せなかったありがとう

あの時は言いたくなかったごめんねと


さよなら青春

君との日々は忙しくしてる間に過ぎ去った

それこそ青春

もう戻れない


2.胸いっぱいの愛を


過ぎ去りし日々はまるでなかったように

それでも微かに温もりを感じて

僕らの生きた証を空に思い描いてみるよ


名前も知らない一輪の花と

かけがえのない幸せはもう二度と

戻らなくても

涙も出ないほど大きくなった僕ら


立ち止まって振り返ればあの頃と違っても

今でも大事にしたいと思えればいいな

いいことも悪いことも胸いっぱいの愛で

迎えることが出来たらいいな


愛しても時は無情に流れ

瞬きをしてる間にみんな大人になった

いつかまた僕らどこかで会える日がくればきっと

胸いっぱいの愛に包まれて


3.大失恋


人類初の火星到達で

町はなんだかお祝いムードだけど

君の隣にいた男が

ロクでもない奴かいい奴なのかが


分からないよ多分

(ロクでもない奴)

分からないよきっと

(しょーもない奴)

分からないから教えてムーンライト


てんびん座流星群が町に降り注ぎ

みんな空に釘付けになる頃に

君にだけこっそり耳打ちをしよう

そのまま星座になれたなら


君が好きだけれど

君が好きだけれど

君が好きなだけなのさ

スターライト(キラーン)


サイコロ宙に投げて一週間をシャッフルしよう

地球滅亡 その翌日に君を

連れて遠くまで向かう道すがら

空には星座が光ってる


4.風船を持った少女(words by 山本康博 and 金子みすゞ)


風船を持った少女がそばにいて

まるで私が持っているような気分になっているの

赤い風船 昼のお月様 春の空に浮かぶ

ぼんやり眺めていると


どこから鳴るのか笛の音

祭りの後の裏通り


真っ赤な風船を持った少女はいつのまにか居なくなって

私は少し寂しい気持ちになっている

赤い風船 昼の月 春の空に浮かぶ


隣で摘まれていく花は何処へ

まるで私はこの世界で一人ぼっちみたいな顔して

青い空 歌うヒバリ 春の風になびく

ぼんやり眺めていると


いつかの楽しげな旅人の

行く手が気になりだしている


隣で花を摘んでいるその愛おしい手の中には

私のことを摘んでいくてはないのかしらん

青い空 歌うヒバリ 春の風になびく


5.何故そんな無愛想なの


何故そんな無愛想なの君はいつも

それでいて愛おしいよ君はとても

何気ない言葉の裏にはいつも

愛が潜んでいる


とても悲しいことは時がきっと

解決してくれる筈だよ

たとえそうでなくても僕がずっと

君のそばにいる


よく晴れた日曜の午後中ずっと

そよ風に揺れるカーテンみたいに

意味もなく戯れて夜がくれば

それでもう十分さ


ラララ〜